対美濃囲い 寄せの問題編1

先日指した相振り飛車の将棋より、ぼくの実戦からの寄せの問題です。

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持駒は飛車、香、歩。 不要な駒もありますが残してあります。

 

実戦ではこの▽8二銀の受けを考えていなかったので、正解手順をうっかりしてしまいました。もう▲9四歩の時点で勝ったと思って油断したのがダメダメですね。

えー、まずはぼくの指し手から。

はい、▲同桂成。

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もちろん指したくて指したわけではないですよ。読み切れなかったから第2ラウンドを覚悟した一手です。と言えばかっこよく聞こえるかな。うふ。

まあ問題としては簡単だと思うんで、正解は、、

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まず▲9三香!

いくならこれしかない一手。ただし、過去の経験からここに打ち込んで左辺に逃がしてしまったような記憶が邪魔をして、何故かこの手はダメだと読まずに切り捨ててしまいました。

けれど、以下あまりに簡単だったため、メンタルに大ダメージを受けることになります。

上図以下は、▽同桂▲同歩成▽同銀▲8二飛まで5手詰。

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オーマイガッ! 9九の香の利きで詰んでたんですね、、、

ちなみに実戦はここから混戦模様となり、勝ちはしたもののこの局面からなんと100手近くも指して投了は172手目。

疲労とこの手を逃したショックで、しばらく立ち直れそうにないッス。とにかく▽8二銀の受けを予測できなかったのがショックですね。自分が相手なら負けと知りつつも指すところなのに。

とりあえず戒めということで書いてみました。それではまた。