VS5筋位取り 実戦編1

今日は久々に自戦記です!早速スタートの図ですが、、

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なんとまさかの▽向かい飛車穴熊対▲左銀による5筋位取りとなりました。実はこの将棋は同じ人と3戦目でして、前2局とも引き角戦法をやられたので、それならばと後手番だし飛車先を決めてこられたので向かい飛車にしたところ、こうなりましたの図。

 

というわけでもはや▽4一飛型も組めないので、目指すは5筋反発の形のみ。上図以下▽5二金左▲5六銀左▽6四歩に早速▲4五歩!と仕掛けてきました。

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以下は▽同歩▲同銀に▽4四歩とおさめて下図へと進みます。

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あとは駒をぶつけていけば適当に勝ってしまいそうな局面。ここから▲3五歩に▽5四歩で中盤のぶつかり合いがスタート。

そして綺麗に駒がさばけて下図。

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優勢とは言えあまりゆっくりしているとおかしくなるので、玉頭が筋でしょうね。以下は快勝でした。このように駒がさばければ良し。さばけなければ1歩持って他で手を作りにいくのが良いと思います。

以前に解説した1歩持っての▽1五歩や、やはり玉頭は急所なのでこの▽7五歩は常に狙っていきたいですね。

以上で5筋位取りの研究は一段落とします。それではまた!