あけましておめでとうございます。本年も四間飛車穴熊のみで突き進んでいきたいと思います。どうぞよろしく。
というわけで大晦日の電王戦はなかなか凄かったですね。途中で寝ちゃいましたけど、持ち時間切れたら1手10分って将棋が終わらないのですね。地獄絵図になってましたけど、とりあえず森下九段が勝ちそうだったので良かったです。
それでは新年一発目は、2014年の四間飛車穴熊MATRIXがそれなりに解明できたんじゃないの!?というランキングをいってみたいと思います。
それなりに解明できたのではと思う形と、まだまだこれからの形を分け、今年の目標を決めていってみたいなという考えです。それではレッツゴー!
2014年のそれなり解明ランキング第3位
「対5筋位取りの布陣」
5筋位取りと言っても、実戦では微妙に違う形で色々なパターンが発生する気がします。その中でも応用が利きやすいのが上手の形。
4筋や6筋の歩を切られても、あまり気にせず最善形を作っていくということ。5筋位取りはほとんどの場合、玉が薄いので、万全の構えで戦いが起こせれば勝ちです。
ポイントは早めに▽4三銀と▽6三金型を作るところですね。それが分かっただけでだいぶ気が楽になったので、これを第3位とします。
2014年のそれなり解明ランキング第2位
「対地下鉄飛車の後手番の布陣」
第2位はこちら、対地下鉄飛車の後手番の時の布陣です。▽7一金より▽5二金左を優先することを解明したのが個人的に大きかったですね。
あとは地下鉄飛車の変形版とも言える角田流という形を研究したのも勉強になりました。相手に使われたことは一度も無いので、自分が居飛車の時に一回トライしてみたいですね。まあでも、四間飛車穴熊を指す人に出会わないなあ、、
2014年のそれなり解明ランキング第1位
「対引き角戦法の布陣」
引き角戦法には向かい飛車穴熊に組み、上図の▲4六歩〜▲4七金〜▲6六銀の形がベストな布陣っぽいというのを解明しました。個人的にはこれが一番頑張ったなという戦型です。
ただし、、登板機会がほとんど無いのだけがネックですが。
というわけで以上が、2014年の四間飛車穴熊MATRIXのそれなりに解明できたんじゃないの!?ランキングでした。
うん、3つ合わせても遭遇率が相当に低いですね。よくて5%くらいですかね。というわけで2015年の抱負としては「もっとメジャーな形の追求」にしたいところですけど、まだまだ気になるマニアックな戦型があるんですよね。
というわけで明日は、2015年に解明していきたいランキングをお送りしたいと思います。それではまた!