四間飛車穴熊の研究に疲れてきたので、今日は久々にこのコーナー！！「市販のカレールウで美味しいカレーを作る」の第３回です！

実は前回の第２回以降、水面下で数々のカレールウを実験しておりました。そして色々なカレールウを食べているうちに、このルウはこんな味、これはこんな味、と言う風に味の差が分かるようになり、さらにルウを混ぜ合わせながら、こっち系の味が足りないからアレを入れてみるか、等の高等テクもマスター。

そして度重なる研究の結果、、今回ついに完成したのです。なんと前人未踏の５種類の市販のカレールウを使った究極のカレーが！！！

フッフッフ、、レッツカレー！！

 

まず気になるのは、５種類ものカレールウを混ぜたら味がごちゃごちゃになっておかしくなるのでは？ということ。

しかし、これが逆だったんです。現状では最大５種類までしか試していないですが、カレールウを混ぜ合わせているうちに、５種類目をいれた瞬間、味が均一化されました。

普通、混ぜるなら２種類で、その段階ではマニアならどのカレールウを混ぜたか分かるはずです。２種類の味の特徴がおそらく出ています。３種類でも分かるレベル。

本当は今回、４種類で試す予定だったのですが、水が多くて５種類目を投入したところ、そこで劇的な変化が生まれました。

それが「味の均一化」です。

５種類目を投入した瞬間、味が均一化され、全く新しい別のカレーが誕生したのです。こくまろを入れたのに、こくまろの痕跡が残らない、バーモントカレーも入れてみたのにバーモントカレーの痕跡も残っていない、そんな、新しいカレー。

「この味がいいね」と俺が言ったから、５月２８日はカレー記念日。

その時代の美人とは、その時代の女性全員（美人からブスまで全て）の平均値であるとも言いますからね。というわけで、使ったカレールウを大公開！

 

エントリーNo.1

ハウス　ザ・カリー　甘口　５皿分

色々試した結果、単品ではこのカレーが一番美味しいのではと思い、メインカレーに抜擢。というかスーパーでカレールウを吟味していたら、明らかに値段帯が上のカレールウが存在することに気付きました。

そう、このカレールウは５皿分で３００円くらいするワンランク上のカレールウ。５皿で３００円のカレールウは、はっきりと美味しさがわかるくらい違いますね。

近所のスーパーではもうひとつ「S&B　プレミアムカレー」も５皿で３５０円くらいするのですが、これも美味しかったけど、添付の「フルーツチャツネペースト」という甘い隠し味的なものを入れたら味がおかしくなったので、これを使うならペーストを入れないで使った方が美味しそうです。

というわけで単品でも十分に美味しい「ハウス　ザ・カリー」をエース登板。甘口なのは子供がいるためで、ここは好みですね。

 

エントリーNo.2

ハウス　こくまろカレー　辛口　２皿分

個人的には好きなカレールウで、昔はずっとこれでした。こればかり食べていると気付かなかったですが、けっこうクセがある味ですね。味の調整に使いやすいです。

 

エントリーNo.3

ハウス　バーモントカレー　中辛　２皿分

今回入れる予定がなかったのがこのバーモントカレー。なんかお子様向けな気がするので、それだけであまり好きではない感じです。

しかしこれを５種類目として入れた瞬間、味が均一化されたので、もしかするとこれが味を中和させる役割を担っているかもしれません。

 

エントリーNo.4

グリコ　ZEPPINカレー　中辛　２皿分

ここからは冷蔵庫に余っていたものを使ったので、意識して選んではいないです。これは自分で買った記憶は無いので、奥さんが買ったやつじゃないかな。味はそんなに特徴無さそう。

 

エントリーNo.5

グリコ　２段熟カレー　辛口　１皿分

これも同じく、冷蔵庫に余っていて、自分で買った記憶が無いカレールウ。かるく検索してみたら、このカレーが好きという人とマズいという人とで二分されているようでした。

ちなみにカレールウのランキングとか見てみたけど、ジャワとバーモントが2強なんですね。CM効果ってすごいなと思いました。

 

というわけで5種類ミックスカレー「カレー記念日」の完成です！！

作る時のポイントは、カレールウを入れる前に、火を止めてから粗熱をしっかりとること。そしてネットで調べていた分かったのは、じゃがいもをすり下ろして入れると美味しくなるということ。いつもじゃがいもが溶けるくらいに煮込んでたけど、その効果で美味しくもなるんですね。

ちなみに今回は100円で売ってた、飴色になるほど炒めた玉ねぎペーストを使って作りました。その他隠し味的なものは使わず。

まあカレーのルウはこの他にも種類がいっぱいあるので、試しに適当に5種類混ぜてみれば美味しくなるかも！？