引き角戦法の研究をした最後の記事が4月6日。あれから約4ヶ月経ってついに引き角戦法相手に研究の成果を披露する機会がやってきました!
とりあえず久しぶりなので、復習しながら自戦記として振り返ってみたいと思います。まずは後手が引き角戦法を明示した局面から。
まだ序盤も序盤ですが、ここで大切な一手がありましたね。
引き角戦法の研究をした最後の記事が4月6日。あれから約4ヶ月経ってついに引き角戦法相手に研究の成果を披露する機会がやってきました!
とりあえず久しぶりなので、復習しながら自戦記として振り返ってみたいと思います。まずは後手が引き角戦法を明示した局面から。
まだ序盤も序盤ですが、ここで大切な一手がありましたね。
今回の問題は全4問ですが、全て第7問からの連続手順になっています。ここから第10問の27手目の決め手まで読めたら相当に強いです。
あ、ちなみにぼくは3手目であっさり間違ったので、まあ気楽に読み進めていってください。それではスタート!!
【第7問】
こちらの持駒は歩が4枚。相手の持駒は無し。
対居飛車穴熊の寄せの問題編も第3回目となりました。第1回、第2回からの続きとして第5問からスタートしたいと思います。(※第2回は第3問、第4問に変更しました)
【第5問】
こちらの持駒は桂と歩。 相手の持駒は無し。
打合せしてて生では観られなかったけど、きました電王戦2015の発表が!!
そしてまさかのこれが最終決戦!!! オーマイガッ!!
5VS5の団体戦はこれが最後で、棋士側が負けた場合はおそらく次回以降、タイトルホルダーが一人で立ち向かうというシステムになるみたいですね。
今回は確実に渡辺二冠は出てくると思ってたのでやや拍子抜けですが、将棋連盟としても最後の抵抗というか、若手精鋭を5名揃えた対コンピュータのベストメンバーで挑むとのこと。
その選定条件は「20代〜30代前半までで、勝率6割5分程度以上」とのことで、ざっくりとその条件に合う人をピックアップしてみました。年齢は確認していないので、条件に合っていない人もいるかもしれませんけど。
今回からは地下鉄飛車の亜流とでも言うべき「角田流」と呼ばれる指し方を、岡崎五段対鈴木五段の実戦譜で研究していきたいと思います。
まず「角田流」とは下図のような構えのことを言います。
地下鉄飛車風のスタートから、8筋で1歩を手にするのが角田流です。ちなみになんでこの指し方が角田流と言うのかは、ちょっと調べてみたのですが分かりませんでした。
過去に角田さんというプロ棋士がいらっしゃったようですが、「角田流ひねり飛車」と呼ばれる戦法を作ったことまでは記載がありましたが、本戦法との関連性は発見できず。まあ名前的にめずらしい名字だと思うので、その角田先生が考案したのではと思っています。(由来を知っている方がいらっしゃいましたらご一報頂けると幸いです。)
というわけで本戦法、ぼくの知るプロの実戦は2局しかないのですが、この将棋以外にはあの広瀬王位が誕生した王位戦第2局で、深浦王位が角田流を投入して勝利した1局です。深浦王位のもの凄い迫力の指し手が印象的でした。その将棋は次回検討していきますが、まずは角田流の狙い筋にずっぽりハマった鈴木五段の将棋から。
今日は対居飛車穴熊の、簡単な寄せの問題を今度こそはスラスラと解いていきたいと思います。合い言葉は「簡単な手筋の積み重ねが寄せの速度に直結=勝利に直結!」ということでレッツスタート!!
【第3問】
まずはこの問題から。持駒は銀と香車です。
VS地下鉄飛車編のラストは、後手番で受けるときはどうなるのか?を検討してみます。というのも、先手番の時も受けの形を作るのは意外とギリギリだったからです。まず先手番のときの受けの形を再確認。
はい、これです。四間穴熊側は▲4六銀型を組むのにけっこう手数を使っているんですよね。この局面に至るまでに省略できそうな手は▲3九金か、▲5八金かの2択。後手番なのでA:▽7一金省略型、B:▽5二金省略型となりますが、それぞれを比べながら検討していきたいと思います。