カテゴリー別アーカイブ: VS糸谷流右玉

VS糸谷流右玉 その2

それでは前回のつづきから、、

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糸谷流右玉を目指す先手に対して、果敢に▽4五歩と仕掛けた局面。実戦は▲同桂でしたが、まず▲同歩だとどうなるかを考えます。

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どちらかと言えば、この▲4五同歩の方が先手としては有力だと思うんですけどね。まあ後手は1歩損したので止まれない局面。当然▽8八角成▲同銀▽5五角。

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この時▲4八金とかだと▽8八角成があるので、この3七の桂取りの受け方が難しいと思ったから仕掛けたんですが、指しづらいけど▲3八飛で受かっているのかどうか。

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形は悪いですけど、こう指されてみると攻めが封殺されてしまった感じ。しかし1歩損の上に角まで手放してしまっているので、攻め続けるしか無いですね。うーん、どうするか、、

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VS糸谷流右玉 その1

気を抜くとやってくるあの戦法、、そう、糸谷流右玉です。

糸谷六段がまだ奨励会三段の頃、よく将棋倶楽部24の最上段で戦っているのを観戦し、自分もマネして使っていたので、当時はちょっと研究していたりもしたのですが、対四間飛車の序盤の駒組みに疑問が生じて使わなくなってしまいました。

しばらくは対ゴキゲン中飛車用にのみ使っていたのですが、勝率も微妙だったので今では完全に使わなくなってしまいましたね。

そんな糸谷流右玉ですが、いざ四間飛車側をもってみると、具体的にどう指していいのか戸惑ってしまったので、ちょっと研究をしておこうかと思います。四間飛車穴熊を目指す以上は避けられない戦法ですからね。というわけでまずは出だしの局面から。

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この▲3六歩がその序章です。しかし、1年以上遭遇していなかったので右玉は全く思考に無く、急戦かなと思い、それならばと▽3二銀と構えたのですが、そこで▲4六歩。

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むむむ、以前研究した急戦 スピード角交換か? と、そっちに気が取られる始末。

しかし糸谷流右玉を目指すのであれば、ここは▲3七桂のはず。自分としてはその▲3七桂があまりに不自然な印象を受け、実際そこで▽4五歩と指されると右玉には出来ず、形勢はともかく不本意な序盤戦になってしまうのが嫌でした。

しかしこの▲4六歩にも、▽4五歩が気になりますよね。実際にぼくも対局中は考えてました。

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