四間飛車穴熊側から果敢に仕掛ける▲4五歩早仕掛け編、第2回は▲4五歩に対して▽5五歩と反発された場合を検討していきます。
というわけで本日のテーマ図はこちら!
この▽5五歩は、▲4五歩に対してはよくある反発で、通常は▲4四歩!と突っ込むところですが、4一の金が浮いているのでここは▲5五同銀も考えられます。
四間飛車穴熊側から果敢に仕掛ける▲4五歩早仕掛け編、第2回は▲4五歩に対して▽5五歩と反発された場合を検討していきます。
というわけで本日のテーマ図はこちら!
この▽5五歩は、▲4五歩に対してはよくある反発で、通常は▲4四歩!と突っ込むところですが、4一の金が浮いているのでここは▲5五同銀も考えられます。
ぼくがまだ四間飛車穴熊を本格的に指し始めた頃、とある手を試していました。それが今回紹介する▲4五歩早仕掛け(仮名)です!
▲4五歩早仕掛けというと、居飛車の急戦しか思いつかないですが、これは振り飛車穴熊からの仕掛け(下図)です。
▽4四歩型の居飛車穴熊に対して、最速で仕掛ける指し方です。タイミングとしては後手の▽5二金右が入った瞬間に▲4五歩と仕掛けます。というのもこの▲4五歩の天敵が▽4二飛なので、それが無いタイミングでのみ成立する仕掛けだからです。
ですので場合によってはもう一手前、▲2八銀▽2二銀の交換の前に仕掛けられる場合もあります。どちらが良いかは微妙ですけどね。ちなみに居飛車がこの仕掛けを警戒するなら、▽3一金〜▽5一金〜▽4一金右と組むしかないですね。
まあしかし、▽5二金右としてくる人の方が圧倒的に多いですし、広瀬八段の棋書も▽5二金右としています。今回はその▽5二金右を狙い撃つ▲4五歩早仕掛けを研究していきたいと思います。
前回紹介したPonaX新手がこちら。
この、振り飛車優勢とされていた局面での▽8六歩▲同歩▽5五銀の仕掛け。
これが新感覚の仕掛けで、▽6六銀を見せて▲6七金の受けには▽4二角で居飛車優勢になりました。そこで今回は「目には目をPonaXにはPonaXを」ということで、PonaXに導き出してもらったもうひとつの受け、▲4八飛!を検討してみます。
先日発売したばかりのPonaXをゲットしました。PonaXとは、第3回電王戦の5回戦で屋敷九段に勝ったponanzaと同等の将棋プラグラムの市販ソフト。最高棋力はなんと八段!と言ってもよく分からないので、早速その最高棋力と指して見ることに。
とりあえず操作感は非常にスムーズ。最大棋力を発揮させるためには時間無制限にしてあげる必要がありますが、そんなに指し手に時間を使ってこないですね。まあ、時間を使う必要が無かったというだけかもしれないですけど、、
さて、将棋の方は相穴熊へ。PonaXの居飛車穴熊▽4四歩型対ぼくの先手四間飛車穴熊の▲5八金型となりました。そして迎えた下図の局面。
PonaXの指し手は、なんと▽3一金!これは広瀬八段の棋書で緩手とされている一手で、ここは▲4五歩の仕掛けに備えて▽3二金寄(下図)とし、▲4五歩に▽4二飛の形を用意するのが定跡。
居飛車としても、駒組みでの注意点として▽3二金寄を先に指すのは重要ポイントだと思っていたのですが、、さすがPonaXですね。ここは当然▲4五歩!と切り込むところ。だって定跡書に、これにて先手良しと書かれていたわけですからね。
果たしてPonaXの用意の一手とは何なのか、、
今日はまず前回の続き、下のクエスチョン図からスタートです!
ヒントは「いつものあの手よりは」でした。いつものあの手とは、ぼくが指し手に困った時によく指す▲6三歩のこと。それよりは良いですよ、という意味です。ということは、、
今日は久々の自戦記です!またしても▽4四歩型に新しい仕掛けが登場しました。おかげさまで研究が尽きないですねえ、、というところで本日の仕掛け直前の図です!
戦型は▲四間飛車穴熊対▽居飛車穴熊▽4四歩▽4三金型です。先手が4筋の1歩交換をしたところ、後手が珍しい手と言える▽6四歩と指した局面。
これは相当に振り飛車から動くのは難しい局面と思います。なんといっても、切り札の▲6五歩が、▽同桂で跳ね返ってくるという状況ですからね。
<前回のあらすじ>
下図の局面で、なにか手が無いかを考えたH-I。色々考えた結果、おそらく唯一の仕掛けである▲3五歩▽同歩▲4五歩の仕掛けに踏み切る勇気がないのだった、、さあどうする!?
前回問題となったこの局面ですが、ここからぼくが指した手順とは、、