VS居飛車穴熊▽4四歩型 その11

いやあ年末ですねえ。年末と言えば年末セール。今日はユニクロの年末セールに行ってきたH-Iですこんばんわ!

もともと安いユニクロがセールと言ってもよくわからないですね。結果、いつものように合計1万円以上も買い込んでしまいました。ユニクロさん、商売上手です。

さて、それでは今日の仕掛けの図です。

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はい、今日は最近のテーマである▽4四歩+▽4三金型です。おまけに1、9筋の端歩の突き合い+▽7三桂型です。居飛車側としては、▽4二銀と引く以外の候補手を全て指した、と言った感じです。

次の一手は▽4二銀が一般的ですが、まずはその時の先手の仕掛けを再検討してみましょう。

 

▲4五歩と仕掛けるのが普通。以下▽同歩に▲同銀としたのが以前の自分の仕掛け。しかしながらうまくいった感じは無かったです。

通常手順は▽4五同歩に▲3三角成。以下▽同銀なら▲4一角が3二の金取りで振り飛車指せそう。よって▲3三角成には▽同金寄として、▲4五銀くらいでしょうか。いつか指してみます。

 

▲6四歩▽同歩▲4一角。前述の①でも出ましたが、この形は3二の金が浮いており、一度やってみたい仕掛け。これだけ書いておきながら、なかなか指す機会がこないですね。

 

以上、2パターンを頭に常に入れておきたいですね。さて本譜は5三銀型のまま居飛車から▽8六歩▲同歩▽6四歩と仕掛けてきました。

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この仕掛け、実はたまにやられます。

▽6五桂と跳ねる土台を作りにくる手と思われるので、▽7三桂とのセット手順ですかね。振り飛車が美濃囲いだとよくある仕掛けだと思うんですが、どうだったかな。

以下▲6四同歩▽同銀で下図。

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右桂が攻撃参加するので、迫力はなかなかですね。▽6五桂跳ねが約束されているということは7七の角が動くことになるので、つまり▽8六飛の飛車走りが約束されているのです。

しかしながらこの瞬間、居飛車は銀が1枚遊ぶので怖い形。さらに4筋が手薄になったので当然▲4五歩と仕掛け、以下▽6五桂▲4四角▽8六飛で下図。

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銀が1枚遊んでいるとは言え、飛車と桂馬のプレッシャーはなかなか。結局、この後▲6五銀と桂馬を取ってしまいましたね、、

まあそんなこんなで、ここから少し進んだ下図で、本日のクエスチョンタ〜イム!

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結局のところ桂馬を取ってしまえば後手から攻め手もあまり無く、居飛車は龍を引きつけて長期戦モード。

図は途中で打った重い4四の桂馬を取りにきたところ。いやあ、4四に駒を打つのは重くなってあまり良くなる事が無い印象です。ここは4四歩と、歩を進める場所なのでしょうね。今日のワンポイントでした。

というわけで、ここでクエスチョン。この局面でぼくが指した1手とは何でしょうか?

という問題にしようと思ったんですが、、ぼくの指した手は▲8九飛!

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まあ普通の手ですけど、飛車が回って気持ちよかったので問題に、と思ったんですが、以下▽8八歩▲同飛▽8七歩とされると、▲同飛には▽6九角の飛金両取りがありますね。実戦は▽4四歩だったので、▲8一飛成とできたんですが、、見落としていました。

というわけで、優勢を維持して進んだ終盤戦の下図をクエスチョンにしたいと思います。

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龍を切り、馬も切って▲4三銀と張り付いたところで▽3二金と受けてきた局面。

ここで指した次の一手もやはり普通の手ですが、けっこうボクの実戦で頻出するので必須手筋と思います。そんな決め手となる次の一手は何でしょうか?

というところでまた明日〜