さて、今日からしばらくはまじめ?に研究風にいってみようと思い、対居飛車穴熊▽4四歩型、それも▽4三金型に絞っていく予定です。
▽4三金型とはどんなものかというと、、下図になります。
▲4八飛としたところで、▽4二金寄から▽3二金寄ではなく、▽4三金から▽3一金または▽3二金型を目指す形です。これは広瀬七段の棋書(四間飛車穴熊の急所〈2〉相穴熊編でもチラッとしか紹介されておらず、プロ間ではおそらく指されていない形です。
ところがこの形こそ、将棋倶楽部24で最も?指されているであろう、居飛車穴熊側のポピュラーな形なのです。(※個人の感想です)
というわけで、しばらく自分の過去の棋譜を辿りながら研究の旅に出ようと思います。そして本譜、仕掛け直前の局面が下図です。
▽3一金・▽3二金型の穴熊と同様に、▽4二銀と締まった所。この形では次に▽4一銀とする松尾穴熊の形があるため、仕掛けるしかない局面です。
前回との違いは、玉形の違いの他に▽7三桂が入っている点です。居飛車としては▽7四歩から▽7二飛を見せて牽制してくることが多いので、あまり見たことがないような気がします。
しかしながらその桂頭を攻めるのも、こちらの角頭でもあるし、▽8四飛の受けもあるので難しい感じです。こう見てみると、5六の銀が動けば▽6五桂があるので、なかなかに優秀な気がします。まあ、この形で仕掛けるなら、次の手はこの一手かなと思います。
というところで今日はちょっと早いですが、ここで次の一手を封じてみたいと思います。
ではまた明日〜