昨日は唐突にカレーですいませんでしたのH-Iですこんばんわ!さあ早速ですが、先日研究をした「渡辺流四間飛車穴熊」を実戦投入しました!
研究した形と違う点は、①▲2五歩▽3三角の交換が入っていない。②▲1六歩を保留。の2点です。ここから「正月にテレビ見てましたか?」という問いかけが聞こえてきた次の一手は、、
▽7二金の前に先に牽制をする▲8六角!なるほどなるほど、、まずはこの局面を考えてみます。渡辺流四間飛車穴熊の狙いであった角の大転回(3三〜5一〜7三角)ですが、▲2五歩を保留することにより▽3三角を指させなければけっこう簡単に封殺できますね。
またこの▲8六角ですが、果たしてテレビ放送を見ていたかは分かりませんが、▽6四歩を突かせないための牽制の意味もあるかもしれませんね。
実戦は以下、▽4三飛▲2五歩▽3三角▲3六歩▽4五歩に▲3七桂!
途中の▲2五歩に、形を活かして▽1三角を考えましたが、▲6八角で継続手が浮かばず断念しました。そして上図の▲3七桂ですが、なるほど、歩交換をせずに先に桂馬を跳ねられると、角の転回が随分と緩和されていると思います。
ちなみにここでもしテレビ放送のように7筋の交換が入っていると、上図から▽3五歩▲2六飛▽1五角(参考下図)で振り飛車優勢ですね。
しかしどんなに研究していても、あっさりと似て非なる局面って生まれるものですねえ、と感心しつつ中盤の攻防は明日へと続く、、!