ポケモンのイベント「ポケモン竜王戦」に、何故かプロ棋士が出場するみたいですね。うーん、意味わからん!というわけでH-Iですこんばんわ!
まず今日は最初にお詫びから、、下図の局面(▽4四歩▽4三金型+▽7三桂の形)にて、▲7五歩と仕掛ける手があると書いたことがあるのですが、1歩持っていないとこの仕掛けは無かったですね。うっかりしてました。
実はこの形の実戦を最近指しまして、研究通りにここで▲7五歩だ!と思ったら、アレ?となってしまったのでした。あぶないあぶない。
まあ▲7五歩▽同歩▲4五歩はありそうなので、責任を持って次回トライしてみますのでお楽しみに。また1歩持っていれば▲7五歩▽8四飛▲9五角があるので参考まで。
(※ちなみに過去の記事からはまぎらわしいので▲7五歩に関しての文章は削除済です。)
というわけで今日は上図の続き、、▽4四歩▽4三金型+▽7三桂の形です。結局少考を繰り返しながら色々と見送り、待機に待機を重ねて迎えた下図。
この局面で、居飛車から新しい構想の一手が出ました。
それが▽6二飛!
ほほー、という手ですね。今までこの▽7三桂型から▽6四歩という仕掛けは何度かあったので、つまりこの▽6二飛は、その▽6四歩に力を加えた一手ということでしょうか。なるほどです。
しかしこの局面、持ち時間15分の将棋だったので対局中に色々考えてみましたが、ここで振り飛車から仕掛けるのは容易ではないですね。考えたのは以下3つ。
①まず、とりあえず桂頭にキズを作りに行く▲7五歩は、▽6四歩がそのまま▽7五桂を作るので指しづらい。
②単に▲4五歩は、角交換後の展望がない。
③思い切るなら▲3五歩▽同歩▲4五歩だが、その勇気がない。
はい、韻をふんでみましたよ。まあせっかく今は持ち時間無制限なので、ここで③の仕掛けについて検討してみます。▲3五歩▽同歩▲4五歩以下、▽同歩▲同銀で下図。
まあここまでは進むかなといったところ。この▲4五同銀では▲3三角成は▽同桂で手が無さそうです。というわけで銀ですが、ここでの候補手はA:▽4四歩、B:▽7七角成です。
まずはA:▽4四歩ですが、この時の為に▲3五歩を突き捨てたようなものなので、当然▲3四歩。
ここでさらに▽2四角か▽4五歩かですね。まず▽2四角は▲4四銀以下、一方的に振り飛車が攻め続ける展開にはなるのでいけるかもしれないけどギリギリですね。
また▽4五歩は角銀交換になるのですが、以下▲3三歩成に▽同銀とすれば攻めが続かない形。しかし駒得なので振り飛車良さそうな気はします。
B:▽7七角成ですが以下▲同桂▽4四歩で下図。
この局面、意外と手がないんですよね。▲4四同銀の強襲はさすがに切れそうな感じ。また、▲2五角も▽6一角と落ち着かれてみると次がないですね。角の打ち合いに満足して▽6一角に▲5六銀はありそうですがどうだろう。
このあたり、駒を動かして色々考えてみましたが、変化が多いのでこのあたりが限界ですね。なかなか実戦で▲3六歩まで入っていることが無いので経験不足だなあ。
というところで再び仕掛けを考えた局面に戻ります。
はい、ここでクエスチョン!前述した3つの仕掛けを全て見送ったぼくがひねり出した、妙な手順とはいったい何でしょうか?
<ヒント>この形が振り飛車最善形なので、このまま居飛車からの仕掛けを待ちたいなあの一手。
ではまた明日〜!