VS居飛車穴熊▽4四歩型 その6

今日は横浜中華街の「山東」という、たまに行く中華料理屋へ行ってきました。店構えは相当ボロいんですけど、水餃子がめちゃくちゃ美味しくて有名なお店なんです。ただし、水餃子以外はまずいので食べませんけどね。

あ、小籠包も美味しいので、水餃子+小籠包+ビールがおすすめです。混んでいない夕方4時を狙って行き、いまだにおなかいっぱいのH-Iですこんばんわ!

昨日「しばらく▽4三金型の研究をします」と宣言したばかりで恐縮ですが、今日は▽3二金▽3一金型でいきます。

まあこちらの方が普通と言えば普通の指し方ですし、▽4三金型との違いも大切ですからね!と言い訳をしたところで、、本日の仕掛けの図です。

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今、▽7四歩に対して▲6五歩とした局面。これは▽7二飛に対して、▲6六角を用意した一手です。ここから居飛車が▽4二銀とした手に対して、▲6四歩と仕掛けたのが「VS居飛車穴熊▽4四歩型 その1」でした。

しかしこの局面では▲6五歩としなくても、例えば変わりに▲3六歩として▽7二飛には▲4五歩と仕掛け、▽4二飛には▲8八角として下図。

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次に▲9七角があるので、▽4二飛と指しづらいという展開もありそう。

ちなみにこれは▲遠山四段VS▽渡辺竜王(当時)の将棋の一変化で、こういう含みがありました。(ただし▲5八金型ではなく▲4八飛▲4九金型。この変化に関しては▲5八金型でも同じと思います。)

というわけで寄り道してしまいましたが、最初の仕掛け図より、▽7五歩▲同歩▽8六歩▲同歩▽4五歩と仕掛けられました。

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▽4二銀と引かずに仕掛けるのは、定跡外しの意味合いでしょうか。通常この形で角交換したら、直後に▽7一角があるので無理そうですよね、、

 

そう思って▲4五同歩ではなく▲3三角成▽同桂と進んで下図。

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ここから▲7一角▽5二飛▲5三角成▽同飛の時に手が見えず、、何故か▲4五歩と指していました。

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いやあ、微妙ですよね。さっきの展開の方が、駒損でも飛車の位置が5三だし、そこでじっと▲4五歩くらいで良かったのかな? という思いもありながら、実戦は単に▲4五歩として以下、▽8六飛▲4四歩▽4二歩と進みました。

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まあこの手順は、▲4四歩が保証されているのが魅力でした。そしてここでの予定はごり押しの▲4三角!だったんですが、無難に▲5二角を選択。

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以下、▽8八飛成▲4八金寄▽4四銀▲3四角成▽4三歩▲3八金寄と進み下図。

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途中の▽4四銀が見落としていた好手で、手順に玉を固めることができたものの、苦しい展開と思いました。というところで、今回は普通に形勢判断をしてみたいと思います。

 

①玉形は▽3三桂とさせているが、▽4四銀が▲5六銀より優っているのでほぼ互角。

②駒割りは先手の3歩得。

③大駒の働きは、飛車と龍の差は後手良し、馬と手持ちの角は互角かな?

 

ってことで、形勢はやはり先手やや不利でしょうか。さらにこの局面から▽6六角▲6四歩△同歩と進んで下図を迎えました。

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いやぁ指す手が全く見えなくて困りました。そもそも直前の▲6四歩が時間稼ぎだったわけで。しかも30秒将棋だったので、汗がダラダラ、、

さあここでクエスチョンです。いつものように劣勢を感じて迎えたこの局面ですが、ここでボクが指した次の一手は何でしょう?

(ヒント)前々回のVS右四間穴熊で同じ手を指しています。

解答を見たら怒られそうな手ですが、、また明日〜